冬の気配が立ち始める”立冬”

この時季は”冬の気配が立ち始める”ことからその名が付いております。

が、近年では多くの地域で秋の雰囲気が残っており、場所によっては

を迎えるなど風情に変化が見受けられつつあります。

今日11月7日はたくさんの記念日がある日だそうですね。

1つ気になる記念日をあげます。それは…

「ココアの日」

 

今日は、ココアの口腔内衛生への応用についてご紹介します!

歯周病は、う蝕(虫歯)と並んで歯科の二大疾患の一つであり、成人が歯を喪失する大きな原因となっています。

歯周病は、生活習慣病と考えられていて、現在成人の80%以上が歯周病にかかっているといわれています。

ココアは長い飲用経験があり安全で美味しい飲料として親しまれています。

歯周病関連菌に対するココアの抗菌効果を検討し、嗜好飲食品として以外にもお口の健康に貢献する飲食品としての可能性を検討する研究がありました!!

試験管内での抗菌試験

まず歯周病関連菌に対するココアの抗菌効果について説明します。

 

 

 

*ココアの添加量が多いほど抗菌効果が強く見られることが分かりました。
飲用濃度に近い3% ココアを添加した場合では、 ジンジバリス菌では培養1時間後、フゾバクテリウム菌では培養3時間後生菌数は検出限界以下になりました。

インターメディア菌においても、ジンジバリス菌、フゾバクテリウム菌ほどではありませんが、抗菌効果が見られることが分かりました。

*ココアは今回試験した3種の歯周病関連菌に対し、 非常に優れた抗菌効果があることがわかりました。

*この抗菌効果を有する主な成分を検討した結果、ココアに含まれるポリフェノールであることが明らかとなりました。

ココアの口臭低減効果

今回の臨床試験に参加していただいた被験者のにココアの口臭低減効果を検討しました。
 

口臭の主な原因は、口腔内の細菌が産生する揮発性硫黄化合物と言われています。

今回測定した呼気中の成分は、口臭の原因となる呼気中の硫化水素、メチルメルカプタンおよびジメチルサルファイド濃度を測定しました。

 

ココアの飲用前に比較し、2週間飲用後は呼気に含まれる3種類の揮発性硫黄化合物の量が減少し口臭低減効果が認められました。

しかも、ココア飲用を中止するとその後口臭の強さが元に戻ることが明らかになりました。

2週間のココア飲用によって、口腔内の歯周病関連菌の数および、呼気中の口臭成分が共に減少したことから、ココアの歯周病予防効果の有効性を臨床試験でも実証することが出来ました。

引用元:https://www.morinaga.co.jp/cocoareport/mouse/

ココアによる歯周病予防効果の有効性が実証されました!!

身体にいいとさてれるココア。口腔衛生においてもいい事が分かりましたね!

寒い季節はココアで暖まりましょう☕️


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